文画の蔵


過去の記事


令和4年

令和四年

節分厄除け星祭り

 本年もコロナ禍の最中、多くの方々にご参拝いただき、検温・消毒・避密・人数制限などご協力により、無事に行事を終える事ができました。深く感謝申し上げます。

 いつの日か、どなたも安心してお参りいただき、おぜんざいなど楽しんで頂けることを心待ちにしております。

 

 写真は、節分の際にお庫裡の持仏堂にお祀りする「星供曼荼羅」です。節分祈祷の一番重要なご本尊様です。

 節分参詣の皆様には、本堂での護摩祈祷に祈願参拝いただき、さらにここでは一人一人の願いを、「当年星供」の修法を行い、ご本尊に祈願いたします。

 本堂での護摩祈祷、持仏堂での修法祈願の、二壇に分けてのご祈祷を行いました。

節分準備参拝スロープの設置

昨年に引き続き、密を避けるため、境内に設置のテント待合所から、順序良く本堂に上がるためのスロープを設置します。設置は住職・副住職で行います。

今年は、1月30日(節分前祈祷日)以前に天気が良く作業も順調でした。

スロープの完成です


令和四年 寅年

 

迷企(めいき)()大将

頭上に寅の干支

 

薬師十二神将の内

迷企羅(Mihira)

薬師如来の十二の願いを、七千の夜叉を従え警護の護法神。頭上には寅の干支を載せ、右手には斧を持ち、左手は額にかざし周囲を見守る様子の姿。

 

オン ミヒラ ソワカ

(覚禅鈔図像を彩色加工)

正月山門

「修正会(しゅしょうえ)

一年の無事息災を祈ります

弁財天ご開扉

1月元日~1月3日 新年護摩祈祷

 9:3010:00 オンライン護摩祈祷

 

 10:0011:00 護摩祈祷 午前の部

 13:0014:00 護摩祈祷 午後の部

・時間中には随時ご祈願申し上げます。

・堂内では人数制限を致します。

・15分程の読経祈願です。

 特別祈願・そえ護摩祈願の申し込み出来ます

 

祈祷申し込み

当日申し込みも可能ですが、準備の都合により、電話・Fax・メールにて事前申し込み頂くと、参拝当日にはお札等お渡しできます。 

 


令和3年

令和3年11月

ギンナン皮むき作業

ギンナン皮むき機2号

裏の畑で作業します。

非常に臭いです

慣れてくるとワインのような甘い香りも感じます。

ギンナン皮むき排水システム

機械の後ろブルーシートにはギンナンが一杯です。

こんな具合にできました。

今年は豊作

ちょっと小粒ですが、味は良いです。

 

ギンナンの食べ方

フライパンで蓋してカラ煎りか、レンジで加熱です。

レンジ加熱は、ギンナンの殻を少し口が開く程度に割ったものと、加熱合図用に2~3個殻を割らないものを、茶封筒または牛乳パック(小)に入れて口をふさいで、温めONです。「ポンポン」と音がすれば加熱終了です。大きな音がしますが、レンジが壊れるようなことはありません。実証済みです。熱いうちに渋皮を取るとよいでしょう。

 


収穫の時期到来です

令和3年9月19日

恒例作業

作業の開始です。

副住職は防護ネットを広げ始めました。

落ちて来た実に当たると少し痛いですが、なによりとても臭いです。

でも美味しいんです。

 

防護ネット作業完了

いよいよ実が熟して落ち始めました。

今年も少し小ぶりのようです。

これよりしばらくの間は毎日ギンナン拾いです。

防護ネットを張るようになって足元の心配が無くなりました。以前は風が吹くと足の踏み場もないくらいでした。銀杏の実を踏んで車に乗ると、もぅ~大変です。車内がいっぺんに臭くなり、しばらく匂いが抜けません。

落ちたばかりの実

良く果肉が張って水分を蓄えています。果肉のジュースはどうやら甘いようで、アリやハチその他の虫達が集まってきます。コンテナにストックした実は少し発酵が進むと、さらに甘い香りを発します。

いつかこのギンナンのジュースを使ってワインを作ってみたいと密かに考えています。

車乗入れ規制

境内への車の乗り入れは暫く出来ません。

ギンナンの実の果汁は車のボディーに取れない黄色いシミを作ります。お寺の車は代々ギンナンのシミ付きです、どうやっても取れません。

 円明寺のギンナンをどうぞ

11月中旬~12月末の期間中

ご参詣の皆さんにギンナンをお渡ししています。どうぞお立ち寄りください。

令和三年「春のお彼岸」

お彼岸って何する時?  年に二回、昼と夜の長さが同じ昼夜均等日が有ります。「()分の日」と言います。また「彼岸の中日(ちゅうにち)」とも言い、中日の前後日合わせて日間がお彼岸の期間です。

お彼岸の本来の目的は、悟りを得て安楽に至るための、通りの修行(六波羅蜜ろくはらみつ)を行う週間です。その修業とは?

1.見返りを求めない行いや、施しをする(布施の修行) 

2.自分の行為をふり返り点検し、反省すべきことは自ら戒める(持戒の修行)

3.たやすく逃げようとする自分の心に打ち克ち、耐え忍ぶ (忍辱の修行)

4.こつこつと、たゆまない努力をする(精進の修行)

5.散乱する心を落ち着かせ、おだやかな心を取り戻す(禅定の修行) 

6.物事の本質を見極め、内に隠れる素晴らしさ・尊さを見つけて、それを生かそうと考える(知恵の修行)です。

 

日間の内はこれを行い、残る日は祖先に感謝の祈りをささげるお寺参り・お墓参り(祈りの修行)をします。


お彼岸の期間 令和3年 3/17~3/23

 ◎お彼岸の入り 3/17

 ◎お彼岸の中日 3/20(春分の日)

 ◎お彼岸の明け 3/23

 いよいよお彼岸の季節がやってきました。お彼岸には、ご家族皆でご先祖様への感謝の祈りを行います。また、お墓参り・お寺参りなど心穏やかに過ごす一週間です。

円明寺ではご先祖様への特別供養を行います。

 


春のお彼岸特別供養法会

20()春分の日

 9:30~10:00 オンライン法会・法話(入堂出来ません)

10:0012:00  特別供養法会(焼香入堂出来ます)

 

10時~12時迄の法会にはどなたも参拝いただけますが、一堂に集まっての読経は中止とします。法会中には各自密を避けて静かにご焼香いただきご参拝下さい 

法会時間外でもご焼香参拝が出来ます

 

令和三年お彼岸供養法会のお堂参拝は、出来る限り矢印に沿った左回りの順路でご参拝下さるようお願いいたします。

受付にて下足袋(履物袋)を用意しています。


ちょっと法話

「生きる力

私達が生きるこの世界は、常に時間の流れの中でとどまる事無くその姿を変えています。生れた限りにはいやでも年をとり、白髪も生え腰も曲がり老いを迎える。そして寿命つき死を迎える。この事は誰もがそうなるのだとよく知っている事です。

 

しかし、自分自身の事を考えると、わかっている事といえば、物心ついて以来この瞬間まで自分の体験として解っていても、これからやってくる自分の時間の中でどうなるのかは何も解らないわけで、今から1時間先の事、明日の事、1年先の自分が何をして、どういう状況の中で居るのかは誰も解らないのです。

 

もし仮に、自分の寿命が90歳まで生きる事が出来ると解っていたとするならどうなるのか、90才まで生きることが出来ると喜ぶ人、90才までしか生きられないと残念がる人、様々です。さらに、生れたばかりの子供が6歳までしか生きられないと解った時には、お母さんは、子供と過ごす毎日が幸せな時であるはずが、一日過ごせばその時に近づくという、引き算、引き算のとても苦しく悲しい毎日となるのです。

 

 しかし、さいわい私たちには「今より先の事は何も解らない、どうなるのか解らない」ということが誰もが平等に与えられているのです。

 先の事が解らない不安は有りますが、解らないからこそ、明日はこんな事したいなと思い、将来への希望や夢を膨らませて「僕はパイロットになりたい」「私は看護師さんになりたい」「私は生涯こう有りたい」とまだ見ぬ自分の時間に思いをはせ、さまざまに願望します。その願いは、湧き上がる力となり、今を生き、今日一日の人生を過ごす活力となります。

 

 私達の生きる力は、願いと希望が大きな原動力であり、願いと希望を持ち続けることは、必ずや道を切り開き、物事を成し遂げる成就へと導かれます。

 

 

まずは、今日一日、二度と来ない人生初のピッカピカdayです、「さぁっ」と言って自分を生きる事を大切にしてください。

健善坊


―風神・雷神1月問答―

 

風神 雷神さん 雷神さん なんか変なマスクやねー

雷神 あっこれか 使い古しの赤ふんどし ええよ~ やわらかでフィットして ほ~んとにええよ~

風神 ゲッ ゲロゲ~ロ・・・ ところで雷神さん なんで鉄アレー振ってるの

雷神 いまどきちょいちょい春雷でね やる事はあるんやけどね なんせコロナでなー しばらく夏に向けて自主トレや!!

風神 わしもコロナのやつ 吹き飛ばしたろうと頑張ってるんやけどね― あいつなっかなかしぶといんだわ~

雷神 あかんか~・・・ そうや 円明寺の大威徳明王さんに頼んでみよかー すっごい怖いで~

風神 ありゃ怖いわ 悪さするやつ片っ端からへこますんやでなー すっごいでなー 

雷神 よしっ 風神さん あんたコロナのやつ吹き飛ばす算段しといてくれ ワシャ ちょっくら円明寺のご利益さん大威徳明王さん尋ねてみるわ ほんならな~

風神 おうっ頼むわ 雷神さん とにかく今やれる事やっとこうや ほんならな~ 


令和年「節分厄除け星祭り」

131()

 10:0012:00 13:0015:00

2 2()

 10:0012:00

 

詳細は下の画像ファイルで確認下さい

節分厄除け護摩祈祷について

―コロナ禍―

節分祈祷の参拝様式変更

令和3年は感染症の対策に参拝様式を変更いたします。 

①山門にて検温・除菌・マスクの着用。

②寺務所にて受付後、境内待合所(テント開口換気)でお待ち下さい。

 ※受付は12名様でお願いします。

 ※ご家族は待合所でお待ち下さい。

 ※厄除けの御供は受付で預かります。

②受付後、境内の待合所でお待ち下さい。

受付順に人数制限を行い本堂参拝頂きます。(913)

 ※堂内での参拝時間は約10分程です。

  お札祈祷・洒水加持・経本加持

④参拝後係の案内で福袋をお選び下さい

福引換所にて福をお授かり下さい。

 ※おぜんざい接待は中止します。

 ※待合所は屋外テントです。

堂内換気に扉開放のため十分に防寒対策をしてお出掛け下さい。

 

節分参拝経路を確認下さい 

 

節分お寺参拝経路のお願い

 

本堂での祈祷は、少人数参拝の制限をします。

○祈祷時間は10分程度に短縮しご参拝頂きます。

 

○受付にて下足袋(履物袋)をお渡しします。


令和2年

12月8日

ホームページ本日公開

11月20日

ホームページ公開間近となりました 

 今年の3月頃から取り組んできた住職自作の円明寺ホームページ作成が、大詰めを迎え、図書館等の貴重資料の掲載許可が下りた段階で公開となります。


銀杏落葉景色

11月20日

すごい光景

 今年の銀杏の黄葉は、この数日に全部散ってしまいました。おとといの夜には「バサバサ」と音を立てて黄色の葉っぱが降っていました。一晩で八割程の落葉でした。

 

11月上旬~中旬

銀杏の皮むき作業終了

 10月に境内の参詣者保護用ネットを張り、落ち始めるギンナンの実を拾い集めて以来、11月上旬には皮むき作業を行います。天日に干して、毎年のギンナン収穫作業が終わりました。

 毎年、年忌法事やご祈祷に参詣の皆さんにギンナンをおさがりとして、また、来寺された皆さんに円明寺のギンナンを召し上がって戴きたいとお渡ししています。

 今年も11月中旬以降12月中には、お寺に用事があっても無くても是非お立ち寄りください。

 


9月

秋お彼岸法要

春のお彼岸同様住職・副住職のみでお参りし、お庫裡さん(お寺の奥さん)が代表焼香しました。

 オンライン法要を行い、ご参拝いただきました。オンライン法要は、まだまだ檀家の皆さんに浸透していない事から参加は少なかったですが、今後も継続いたします。


8月13日

8月盆不断経

9:00~15:00までの不断経には、消毒・換気・避密にて8月お盆供養を申し上げました。

 やはり静かなお参りでした。


7月15日

お盆施餓鬼法要は総代さんと僧侶のみ

 年中行事のお施餓鬼法要は、密集を避ける為、檀家の皆さんのご先祖へのご供養に僧侶とお寺総代さんのみでお参りし、檀家を代表して総代さんに焼香をしていただきました。

 新たな取り組みとして、試験的にインターネットの「会議用アプリzoom」を利用してオンライン法要を行いました。

 例年とは異なり、僧侶の読経が響くのみの、極めて静かな法要でした。


4月末~6月上旬

円明寺所蔵品及び文書等の記録確認作業

 江戸中期以降に寄進奉納された軸物を中心に記載されている内容・時期・施主・状態などを調査確認を致しました。

 今回の調査で、今まで明らかになっていなかった円明寺の歴史の一部が解明されました。その内容はホームページ内「円明寺の歴史」に記しています。

所蔵軸物の再調査と確認

左下の長い巻物の文書は「秘鈔」三十四巻の目録と第三巻です。

左上に見える箱は秘鈔三十四巻が収まる箱です。

机の上の箱には十二天・三千仏画・八祖大師等々の軸が収まる箱です。

 今後、多くの方に拝して戴きたいと公開を考えています。

行法次第の調査

お寺に伝えられている「行法次第」です。その多くは、江戸中期に円明寺を再興した「義辨通範」上人の所持次第です。

 

宝永年間に義辨さんが戒龍さんの「行法次第」を書写した事がわかります。

 左下に「義辨 拜書」と記されています。

河内野中寺では、「戒龍」さんは戒龍唯如という義辨さんの1歳年上の先輩比丘でした。

 


4/20~4/21

弘法大師ご正当(ご命日)法会前田兼治郎夢告げ弘法

毎年3月21日は弘法大師様のご命日です。

この地域では一月遅れでの弘法大師ご正当です。

例年では、丸山地区の二軒がお堂番として、参詣者にご朱印を押して、茶菓のお接待を致しますが、今年ばかりはお堂番も休止で、21日のお参りは、やはり住職と副住職の二人で勤めました。

前日20日には、多治見市の前田様が親子二人お揃いでご参拝なされ、今年も赤飯おにぎりをたくさんこしらえてお供え戴き、「皆さんにお接待下さい」と、多くのお菓子をお供え戴きました。

住職・副住職と共に、前田家ご縁の弘法様に読経供養申し上げました。

後日ご参拝の皆さんに、お菓子の接待致しました。

 

写真は前田家により奉納された弘法大師像で、裏に「天保九 八月」と刻まれています。

明治の頃、可児市帷子に住まう前田兼治郎氏の夢告げのご縁にて祀られてきた弘法様です。(縁起・由来は今後掲載の予定です)

弘法様の名前がまだ無いので、前田さんからお聞きした由来から「菅刈清水弘法様」或いは「菅刈弘法様」「清水弘法様」と考えます。


令和2年

春お彼岸法会

本堂では住職と副住職の二人でお参りをしました。

檀信徒を代表してお庫裡さんが焼香しました。